1 :動物園φ ★@\(^o^)/:2016/06/13(月) 11:41:47.80 ID:CAP_USER9.net
日刊スポーツ 6月13日(月)11時32分配信
30歳誕生日 本田が語る本田(1)
ジャカルタの養護施設を訪問した本田(インスタグラムから)
ACミランのFW本田圭佑が13日、30歳になった。三十路(みそじ)のサッカー日本代表は3月に開設したインスタグラムの公式アカウントで自らを「サッカー選手、起業家と教育者」と定義した。特に教育、世界中の恵まれない子どもたちが教育機会を得ることを「ライフワーク」とし、動き始めている。30歳になった本田が日刊スポーツで「教育者」本田圭佑について語った。【聞き手=八反誠】
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30歳を前に、よく節目だと聞かれた。自分自身は、今までと何も変わらない。ただ、残された時間への焦りは強く感じている。最近、すごく刺激を受けた言葉がある。
「財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上」
今年の初め、知り合いに教えてもらった。すごく素晴らしいと感じた。今までも、いろいろといい言葉に出会ってきた。アインシュタインやスティーブ・ジョブズのものも好き。でも、これが最近の一番レコメンド。インスパイアされた言葉。
世の中では、お金や仕事を残すこと、目先のことが評価される。そんな気がする。でも、この言葉は、人を残すのが一番すごいといっている。財産でも仕事でもない。人だと、残すのは。本当にそう思う。
海外でプレーする中で、4年前に日本でサッカースクールを始めた。コンセプトは子どもたちに夢を持ってもらうこと。夢を持つことの大切さを伝えたくて始めた。その頃から、徐々に子どもたちに目が向くようになった。4年の間で、自分の中でも大きく変わってきたことがある。世界の教育事情、特にアジアやアフリカの現状を知れば知るほど、教育に対しての思いが強くなった。
なぜ教育なのか。一番フォーカスしたいのは、生まれながらに貧しい子どもたち。彼らに真剣にアプローチしたいと思っている。世界の教育事情を全部、知っているわけではない。まだまだ勉強中。知らないことばかりだけど、例えばカンボジアは中学への進学率が3割。残りの7割は小学校を卒業して働いている。実際に足を運び、幾つかの国の実情を知ることができた。自分の中で強い使命感が生まれた。
教育について考える時、サッカー選手であるメリットを感じている。サッカーは世界の共通言語。世界の中でかなりトップツールだと思っている。このトップツールを、使命を感じた本田圭佑が最大限生かそう。そう考えるようになった。
世界には、まったく不平等な環境で生まれ育ち、そのまま死んでいく人がいる。そんな世の中がまだまだたくさんあるというのが、納得できない。よく「チェンジ・ザ・ワールド」という言葉、メッセージを使っている。さまざまなものをチェンジできると信じている。その中で、最もやりたいのが貧困層、貧しい境遇の子どもたちに夢、きっかけを与えたいということ。
実際、いろいろなアプローチで走り始めている。成功すれば、本当に世界を変えられるようなプロジェクトも徐々に進めている。内容について、それはまだ話すつもりはない。乞うご期待ということです。(続く)
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