
1 :Egg ★@\(^o^)/:2017/05/31(水) 06:47:05.40 ID:CAP_USER9.net
柴崎岳の評価がスペインで急激に高まっている。
リーグ戦では5試合連続で先発し、前節のアルコルコン戦では初ゴール決めた。
地元メディア選出のマンオブザマッチではすでに常連だが、前節はリーグ連盟の“今節の最優秀選手”のひとりにもノミネートされた。
すでに1部はシーズンが終わっているため、現在サッカーファンの注目を集めるのは1部昇格争いだ。そんな中、終盤戦の主役のひとりとなった柴崎の名は、全国に広まりつつある。
先発に固定していることからも、監督の柴崎への評価が高いのは明らかで、会見でも称賛することは多い。
それでは、具体的に柴崎のどの部分を評価しているのかー。
ホセ・ルイス・マルティ監督をテネリフェの練習場で直撃した。
パウザを与える存在
「一番はチームに“パウザ”を与えられること、だ」
柴崎の能力について問うと、マルティはそう答えた。“時間”や“タメ”というニュアンスである。彼は続けた。
「ピッチの上で常に冷静で、タメを作ることができる。彼にボールが渡ればゲームが落ち着くんだ。フリーの選手を探すのもうまい。今日のサッカー界では、そういう選手を見つけるのは簡単じゃない」
事実、ここ数試合、テネリフェのサッカーには変化が見られた。
以前は勢いよく前線へロングボールが届けられたが、今ではそこに一工夫はいるようになった。柴崎がそのための時間を作り出し、2列目から連動して崩す回数も増えた。
テネリフェにはエースFWのアマトをはじめ、ドリブラーのスソ、アーロンなど、縦への勝負が持ち味の選手が多い。はまれば爆発的な攻撃力になるのだが、単調にもなりやすい。
縦への攻撃が中心だったチームに柴崎が入り、欠けていたタメとつなぐ意識が加わり、攻撃にも幅が出つつある。
それこそが、マルティが柴崎に求めていたものだった。
つづく
豊福晋 | ライター5/31(水) 6:41
https://news.yahoo.co.jp/byline/toyofukushin/20170531-00071549/
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